私のキャリアの原体験は、北海道庁職員時代にあります。
道内市町村の行財政支援を行う市町村課に配属され、財政再建団体であった夕張市を担当しました。自分なりに試行錯誤を試みるも、無力感に苛まれる日々。「地方消滅」「消滅都市」といった言葉が盛んに叫ばれた頃でもあり、この時代に生まれた自分は一体何をすべきだろうかと思い悩む時期でした。公務員を辞めてからも、自治体や地域創生に関わり続け、起業後は、自分がやりたいことと社会貢献の最大公約数を探し求めてきました。
転機となったのが「首長マガジン」の創刊です。首長だけを読者にした日本初のメディア事業であり、地域社会のリーダーである首長のための知見を蓄積、発信するプラットフォームとなっています。「人の役に立つ」ことをとことん考え、思い切ってカタチにした結果、誰もやったことのない面白いビジネスが立ち上がったのです。
この経験をもとに企業としての在り方を見つめなおし、全力優としてリニューアルしました。

10年後、20年後も遊び心と青臭い理想を忘れず世の中を明るくする「良いわるだくみ」を続けることを約束します。

代表取締役
菅野 永