仙台発・地方創生ベンチャー「全力優」、公立大学法人宮城大学にて寄付贈呈式・講義を実施
若者の県外流出阻止へ、地域を自ら創る「地域アントレプレナー」育成の産学連携を加速
地方創生事業や首長向け自治体経営情報誌「首長マガジン」を展開する株式会社全力優(ぜんりょくすぐる 本社:宮城県仙台市、代表取締役:菅野 永、以下「全力優」)は、地方創生を担う次世代人材の育成支援を目的とし、株式会社七十七銀行(本店:宮城県仙台市、頭取:小林 英文、以下「七十七銀行」)の「77SDGs私募債」を活用して、公立大学法人宮城大学(本部:宮城県黒川郡大和町、学長:佐々木 啓一 氏)へ寄付を実施いたしました。
これに伴い、2026年6月3日(水)に宮城大学大和キャンパスにて寄付贈呈式を執り行いましたことをお知らせいたします。また、翌6月4日(木)には太白キャンパスにて学生向けの講義に登壇いたしました。
寄付の背景と贈呈内容
現在、宮城県をはじめとする東北地域において、若年層の東京圏への転出超過および県外流出は地域の課題となっています。全力優は創業以来、「行政と連携した起業家誘致」や「起業家の伴走支援」を通じ、若者が魅力を感じる産業と仕事の創出に挑んできました。
宮城大学は「実学」を重んじ、学生が地域課題の最前線に飛び込んで学ぶ独自のフィールドワークを推進しています。全力優は、この宮城大学の挑戦的な教育環境を支援することで、地域に根差し、自ら新たな価値や事業を創造できる「地域アントレプレナー」の育成にさらに寄与したいと考え、今回の寄付を決定いたしました。
今回の寄付に伴い、学生たちが多様な価値観に触れ、豊かな教養と感性を育むための一助として、芥川賞・直木賞の受賞作を中心とした教養・文芸書を計32冊、同大学へ贈呈いたしました。
6月3日(水)寄付贈呈式
大和キャンパスにて行われた贈呈式には、宮城大学事務局長の布田秀一様、および本私募債をご担当いただいた七十七銀行 仙台東口支店 兼 榴岡支店 支店長の千葉聡様にご出席いただき、全力優 代表取締役の菅野永より目録を贈呈いたしました。
贈呈式において菅野は、「宮城県の若者流出の現状と展望」について言及し、民間ベンチャーが持つスピード感や現場の熱量、大学が持つ教育・研究の知見を挙げながら、産学連携の新しい可能性についてスピーチを行い、宮城の未来を創る人材育成の重要性を訴えました。
6月4日(木)講義登壇

翌日には太白キャンパスにて、「コミュニティプランナー概論及び演習」を受講する食産業学群の学生に向けて講義を実施しました。
講師を務めた執行役員の島は、弊社の子会社である株式会社なるこみらいが運営する、大崎市鳴子温泉エリアのコミュニティカフェ「cafe gutto(カフェ グット)」の事例をメインに講義を展開。「食」と「地域活性」を学ぶ学生たちに向け、現場でのリアルな取り組みを共有しました。
講義内容
地場産品と伝統産業のアップデート: 地域の伝統工芸品である「鳴子こけし」をイメージした『鳴子こけしの絵付けモナカ体験』の仕掛けや、地場産品をふんだんに使ったスイーツや料理の開発など、地域の固有価値を「食」のコンテンツへ昇華させるプロセスを解説。
過疎地・温泉街での起業がぶつかる壁: 鳴子温泉エリアのような「人口減少が進み、通年での人が集まりにくい場所」で、いかにしてゼロから事業を立ち上げ、持続可能なコミュニティ拠点を創るのか。島自身の経験から、起業にあたって直面したリアルな難しさや、実際にぶつかった壁、それをどう乗り越えたかという「実践知」を講義しました。
