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株式会社全力優

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2026/09/25 コラム

「3周年フォーラム開催への想い」――首長の凄絶な孤独に寄り添い、挑戦を支える『首長マガジン』全力優の新たな覚悟 

首長マガジン3周年フォーラム開催への想い

地方創生事業や首長向け自治体経営情報誌「首長マガジン」を展開する株式会社全力優は、一般社団法人地方自治マネジメントプラットフォームとの共催により、2026年10月5日に、東京永田町にある都市センターホテルにおいて、「首長マガジン創刊3周年記念フォーラム」を開催いたします。

一見すると一企業の周年イベントのようにも思えますが、その根底には「日本の地方自治の未来を変えたい」という、株式会社全力優代表・菅野(以下 菅野)の強い想いと切実な課題感があります。

元道庁職員としての原体験、3年間の『首長マガジン』運営で見えてきた「首長の凄絶な孤独」、そしてあえて重いテーマに挑む理由について、菅野に詳しく話を伺いました。

目次(タップで開く)

    1. 首長の「凄絶な孤独」に寄り添う――地方消滅の危機感から始まった3周年フォーラムの原点

    インタビュアー(以下、佐藤): 10月5日の「3周年記念フォーラム」は会社にとっても大きな挑戦となりますが、この場を創ろうと決意された根底には、菅野代表ご自身の公務員時代の原体験があるとお聞きしました。

    菅野: そうですね。元々北海道庁で公務員を経験し、そこで自治体が直面する様々な課題に直面しました。「この自治体の課題解決に何らかの形で貢献したい」という強い想いから起業し、地域経営のトップであり最も悩みを抱えている首長さんを支えるために『首長マガジン』を立ち上げたのが原点です。

    佐藤: 3年間マガジンを運営される中で、首長さんたちの「リアルな孤独」を強く感じる場面も多かったのではないでしょうか。

    菅野: 本当にその通りです。首長というのは「自治体組織のトップ」であると同時に「政治家」でもあり、常にその2つの顔の板挟みで苦しいジレンマを抱えています。例えば、将来の財政を考えて「給食費無償化は行わない」という苦渋の決断をしたとします。しかし、市民や有権者はその背景や裏にある苦悩まで知ろうとせず、単に「冷たい政策だ」と批判することもある。かと言って、選挙で勝ち続けないと自身の立場すら失ってしまうわけです。

    佐藤: 組織の正論を通そうとすると、政治家としての立場が危うくなる……まさに首長にしかわからない孤独ですね。

    菅野: はい。この苦悩や孤独は、現場の職員さんでもなかなか共感できない、首長自身しか抱えられないものです。正解がない時代の中で、リソースが減少していく地域をどう経営していくか。マガジンを通じて紙媒体で価値を届けてきた3年間で、その悩みの深さをより痛感しました。だからこそ、紙面だけでなく「首長同士」や「首長と志ある企業」が直接繋がり、苦悩を共有して支え合える「リアルな場」を提供したいと考え、今回のフォーラム開催に踏み切りました。

    2. 首長たちの「今」のニーズからテーマを創る――定期開催するフォーラムと「全力優の使命」

    佐藤: 今回のフォーラムでは「国民保護・有事の自治体経営」という非常に重く踏み込んだテーマを掲げていますね。

    菅野: はい。このフォーラムは今回限りの単発イベントで終わらせるのではなく、今後も継続して定期的に開催していきたいと考えています。そして回を重ねるごとに、首長経験者や現役の首長さんたちのリアルな「今」のニーズを丁寧に汲み上げながら、その時々に真に論じるべきテーマを皆さんと共に決めていく、そういう形をつくっていきたいと思っているんです。

    佐藤: 現場の首長さんたちのリアルな声を聞きながら、これからテーマを共に創り上げていくわけですね。

    菅野: そうなんです。第1回目となる今回のテーマも、まずは『首長マガジン』を一緒に運営している首長経験者(OB・OG)の皆さんとの対話の中から生まれました。「今の日本において、国民保護や有事の自治体経営に関する議論が圧倒的に足りていないのではないか」という現場からの切実な声や強い危機感をいただいたことがきっかけです。

    佐藤: 現場からの切実なニーズがきっかけだったのですね。国や大企業も取り組む重いテーマですが、あえて全力優がこのテーマで場を創る理由は何でしょうか。

    菅野: 「国民保護」や「有事」といったテーマは、公の立場からはオフィシャルに扱いづらく、踏み込みにくい側面があります。しかし、「議論が難しいから」と言って想定すべきリスクから目を背けるのが一番良くないわけです。3年間『首長マガジン』を継続し、全国の首長さんたちと誠実に信頼関係を築いてきた我々だからこそ、現場の期待に応えて逃げずに議論の場を提供していく。それこそが全力優の使命だと思っています。

    佐藤: 画面越しや電話越しではなく、対面で集うからこそ生まれる熱量や連帯感もありますよね。

    菅野: まさに「オフ会」のような意味合いもあります。普段なかなか本音を漏らせない首長さんたちが、生の人間として肌で感じ合い、真のパートナーシップを結べる場にしたいですね。今後もその時々の首長さんたちのニーズに寄り添いながら、テーマを変えてこのフォーラムを育てていきたいと思っています。

    3.全国の首長の「声」を日本の課題解決へ――『首長マガジンリサーチセンター』設立の狙い 

    佐藤: フォーラムの記念事業として『首長マガジンリサーチセンター』の設立も発表されますね。こちらは具体的にどういった狙いを持った機関なのでしょうか?

    菅野: 3年間のマガジン運営を通じて蓄積された、延べ1,000件以上の首長さんからのアンケートデータがあります。ここには「今何に困っているか」「今後どうしたいか」という生の声が詰まっています。日本は自治体の集合体ですから、首長たちの課題データというのは、そのまま「日本全体の課題のデータ」そのものなんです。

    佐藤: 日本の課題そのもの……!首長さんのリアルな悩みの集積ですね。

    菅野: そうなんです。この貴重なデータを自社の中に閉じ込めておくのは非常に勿体ない。適切な形で世の中に発信・還元していくことで、民間企業や関係省庁と共に新たな課題解決の取り組みや官民連携プロジェクトを生み出していく、そのための専門機関として立ち上げます。

    佐藤: 首長さんたちの苦悩や孤立を、データの力で社会全体の課題解決につなげていくわけですね。失敗や悩みを一人で抱え込みがちな若手リーダーにとっても、心強い存在になりそうです。

    菅野: はい。知らないことや課題があるのは全く恥ずかしいことではありません。首長さんたちが安心して相談でき、挑戦できる環境を整えていきたいですね。

    4. 「挑戦する首長」を支える“良いわるだくみ”――社会貢献とビジネスの持続可能な両立

    佐藤: 今後は新部署を立ち上げてこのフォーラムを継続していくとのことですが、全力優の代名詞でもある『良いわるだくみ』で、これからどのように地方自治を変えていきたいですか?

    菅野: 今の世の中は、一度失敗すると過剰に叩かれてしまい、挑戦の期待値が合わない空気感があります。だからみんな前例踏襲になってしまう。そうではなく、「挑戦する首長を支え、失敗を許容し、チャレンジャーを賞賛する文化」を創っていきたいです。

    佐藤: 「失敗を許容する」「チャレンジャーを賞賛する」、2026年6月の宮城県議会記念式典でもお聞きしたキーワードです。(※)社内外からの反響も非常に大きかったのではないですか?

    ※…宮城県知事や全県議会議員が列席する第400回宮城県議会記念式典にて記念講演を実施しました

    菅野: 「首長に特化して尖ってきた価値」を皆さん理解して応援してくれています。『良いわるだくみ』の本質は、単なるボランティアや社会貢献で終わらせず、営利企業としてしっかりビジネス(収益化)に落とし込むことです。世の中に良いことをして、適切に利益を得て、関わるみんながハッピーになる。この循環を創ることで事業の影響力をさらに拡大し、本気で日本を良くしていきたいと考えています。

    5. 10月5日、この国を動かすリーダーと共に――「初期メンバー」として未来を創る呼びかけ

    佐藤: ありがとうございます。最後に、10月5日のフォーラムへの参加を検討されている首長・自治体関係者、民間企業の皆様へメッセージをお願いします。

    菅野: 私たちが提供したいのは「この国を動かす官民のトップリーダーだけが集う唯一無二の場」です。この場を起点に、全国各地で新しいプロジェクトや官民連携が次々と芽吹き、うねりとなっていく。そんな熱い空間を目指しています。 

    今回は立ち上げの第1回目です。ぜひこの理念や価値観に共感してくださった方に「初期メンバー」としてご参加いただき、後々「俺、あの伝説のイベントの初回に行ったんだぜ」と誇っていただけるような未来を共に創っていきたいです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

    まとめ

    記念すべき第1回目のフォーラム。それは全力優にとっても、前代未聞の挑戦です。この開催が実現できたのは、代表・菅野の掲げる「良いわるだくみ」を信じ、共に走り続けてくださる自治体や企業の皆様のおかげに他なりません。

    子どもの頃に抱いた「誰かの役に立ちたい」「日本を良くしたい」という純粋な願いは、大人になるにつれ気恥ずかしくなり、心の奥底にしまいがちかもしれません。今回のフォーラムは、そんな眠っていた想いを、再び熱い「行動」へと変えるための場です。

    地元を変え、ひいては日本を動かす――。そんな大きな一歩を、私たちと共に踏み出したいと願う皆様のご参加を、心よりお待ちしております。 

    開催概要

    【テーマ】3周年フォーラム開催への想い

    【日時】2026年10月5日(月)

    【会場】都市センターホテル(東京都千代田区)

    【主催】株式会社全力優

    【共催】一般社団法人地方自治マネジメントプラットフォーム

    【URL】https://mgpf.jp/kubicho-forum/

    【プログラム(予定)】:

    • 13:00~ 開会・主催者あいさつ
    • 13:10~ 基調講演「有事における自衛隊の役割と、自治体に求められる『国民保護』のリアル」
    • 講師:元統合幕僚長 河野 克俊 氏
    • 14:15~ プレミアムセッション
    • 15:40~ パネルディスカッション「国民保護計画の円滑な運用に向けて」
    • 17:30~ 懇親会(立食形式)
    首長マガジン編集部 kubicho magazine

    『首長マガジン』は、47都道府県知事および1,741市区町村長へ直接届けられる日本初の首長向け自治体経営情報誌です。自治体経営を知り尽くした首長OB・OGが企画・編集に参画する唯一無二の体制を構築しており、首長の関心事に特化した独自取材により、高い読者満足度・精読率をほこります。

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